PCTプロセス・コントロール・ツール
Dr.Zinngrebe社が開発製造していますPCT(プロセス・コントロール・ツール)はPCTモニターとPCTモジュールから構成されています。
生産・加工プロセスをモニタリング・制御するためのソフト・ハードウェアをさします。
各センサ、計器類によるリアルタイムでの監視、各データの可視化と保存、収集した情報からのアラーム、制御信号の生成と出力等の機能を提供します。
Dr. Zinngrebe社ではセンサや計器類からのデータ(アナログ/デジタル信号)を同時に5個まで監視して別々のストラテジー(専用プログラム)によりアラーム・制御信号を出力、他のシステムよりもより高い信頼性をご提供します。
PCTモジュール
PCTモジュールは最大8個までの外部センサーや機械からのデジタル、アナログ信号を受信してPCTモニター内の解析・制御プログラム「ストラテジー」による制御信号を送信します。
入力信号例:
デジタル信号 トルクモーター 有効出力モーター電流
アナログ信号 AE信号 等
種類:
•PCT 5.1 モジュール デジタル信号の通信インターフェイスがプロフィバス
•PCT 5.2 モジュールデジタル信号の通信インターフェイスがプロフィネット
PCTモニター
PCTモニターはPCTモジュールの操作プログラム(機械コントローラーやPCにダウンロード)です。各パラメーターの設定・変更・編集やデータの保存・解析に使用されます。
Dr. Zinngrebe社について
“工作機械上での加工上の問題解析を含む新たな加工工程のモニタリング(監視と制御工法と仕様方法についての概念と実施”を長年研究していましたミハエル・ティングレベ博士により2001年創業。主に研削加工の工程モニタリング・システムを開発・製造していましたが、現在ではミーリング、ターニング用等の新たな工程モニタリング・システム用として開発・テスト・改良を行っています。